●い草
い草は染土という粘土質の泥の中につけて染め、それを乾燥させて選別したものを畳表として使用します。普通の畳表で一枚の畳表につき、4,000本のい草を使用します。高級な畳表で約6,000〜7,000本のい草を使用します。い草の長さ・質・色が畳表の品質に大きな影響を与えます。
良い畳表の条件はい草の茎に変色や枯れこみ、折れや傷、羅病が無く根元から先端まで充実している事。い草1本1本の太さや色がよく揃っている事。そして一般的に長いい草を使用している畳表ほど良い畳表であると言われています。根と先端を除いた質の良い部分を畳表に使用できるためです。 |
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| 熊本産 お値打ち品 |
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| 熊本産 ひのさらさ |
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| 上の写真の「お値打ち品」と「ひのさらさ」の右部分に“い草の長さ”の違いが出ています。畳表の右部分に織り込まれていない部分がありますが、これを『ひげ』と呼んでいます。この『ひげ』の部分が長ければ長い程、良質のい草を使用している目安なので「良い畳表で畳を作りたい!」と思っている方はこの『ひげ』の部分に注目すると良い畳表が選べます。 |
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●縦糸
畳になってしまうと見えない部分なので知らない方が大半かと思います。畳は「縦糸」を使って編みこまれていて、この「縦糸」には大きく分けて『麻』と『糸』があります。『麻』のほうが強く引っ張れ、「縦糸」が同じ長さでも多くのい草を織り込む事ができ、しっかりと織り込めるために、肉厚で配のそろって谷がせまい畳表が作れます。『麻』の中でも“マニラ麻”と呼ばれるものが最上級です。
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| お値打ち品 縦糸:糸 |
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| ひのさらさ 縦糸:マニラ麻ダブル |
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| 上の写真を見ると、「お値打ち品」と「ひのさらさ」の肉厚の違いや配の揃い方の違いが見てわかります。「お値打ち品」は配がギザギザになっていて、「ひのさらさ」は配が綺麗に真っ直ぐになっています。これは、縦糸の丈夫さの違いやい草の本数が関係しています。
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